ちゅんさんの読書ブログ

読んだ本の感想とかたまに映画も

2018-01-01から1年間の記事一覧

ちゅんさんの月一おすすめ本『フィフティ・ピープル』チョン・セラン

先月読んだ本の中からおすすめの本を紹介します。 先月(2018年10月)読んだ本は17冊、さすが読書の秋けっこう読みました。 おすすめしたい本はたくさんあるのですがその中で今回紹介するのは、 チョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)です。 …

バラエティに富んだSF短編集『無伴奏ソナタ』オースン・スコット・カード

“エンダーのゲーム”の著者オースン・スコット・カードの短編集 こんにちは!就活連敗中のちゅんさんです。 今回紹介するのは“エンダーのゲーム”の著者オースン・スコット・カードの短編集『無伴奏ソナタ』です。 この短編集には“エンダーのゲーム”も含まれて…

小説「赤ひげ診療譚」とドラマ「赤ひげ」

小説「赤ひげ診療譚」とドラマ「赤ひげ」 こんにちは、ちゅんさんです。毎日ブログ書くって難しいですね、3日も空けてしまいました。 みなさんは山本周五郎の小説「赤ひげ診療譚」を読んだことがありますか? この小説は私のバイブル的な作品でとても大切に…

今年はあと何パーセント?今年中に読む本をまとめてみた

今年が何パーセント経過したかわかりますか? こんばんは、まだ無職のちゅんさんです。 みなさんは今年がどれぐらい経過したかすぐに“%”で答えられますか。 感覚的に78%ぐらいかなと思って調べたら80%でした。惜しい。 『今年 何パーセント』でググるとこ…

勇気、希望、夢、友情、知恵、もちろん愛も!“全部盛り”『二分間の冒険』岡田淳

ここにはすべてが詰まっている。 こんにちは、現在就活6連敗中のちゅんさんです。 今日、凄い本を読みました。 読書メーターで読友さんにおすすめしていただいた『二分間の冒険』岡田淳(偕成社文庫)です。 およそ児童文学に必要な勇気、希望、夢など思い…

知ってる?HSP(敏感すぎる人、繊細さん)のこと

HSP

あなたはHSPを知っていますか? HSPとは“Highly sensitive person”の略でアメリカのエレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で日本語では「超敏感気質」といいます。 最近では『敏感すぎる人』や『繊細さん』と言われHSP関連の本が増えています。 私も…

記録小説の最高峰『八甲田山死の彷徨』新田次郎

新田次郎の代表作にして記録小説の最高峰『八甲田山死の彷徨』を読みました。 この小説は実際にあった八甲田山雪中行軍遭難事件をもとに書かれた記録小説です。 日露戦争前夜、明治35年、青森 ある日、一つの会議で来たる日露開戦に向けて八甲田山雪中行軍…

どちらが好き?『スティング』or『明日に向かって撃て』

『スティング』と『明日に向かって撃て』という映画をご存知ですか? 古い映画ですがはっきり言ってどちらも傑作です。 『スティング』と『明日に向かって撃て』この二つの映画、どちらもポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが出演しています。 監…

青春小説の傑作 瀬尾まいこ『あと少し、もう少し』

私の好きな青春小説 瀬尾まいこ『あと少し、もう少し』 瀬尾まいこの『あと少し、もう少し』という小説をご存じですか? 私はこの作品を何度も読み返しそのたびに新しい発見があり感動をもらってます。 この素晴らしい青春小説の傑作を少しでも多くに人に読…

本屋大賞はつまらない?本屋大賞について思うこと

本屋大賞は好きですか? 私は好きでした。過去形です。今は好きでも嫌いでもありません。 まず本屋大賞とは 本屋大賞(ほんやたいしょう)とは2004年に設立された、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。 一般に、日本国内の文学賞は、主催が…

本の帯について思う事 好きな帯、残念な帯

あなたは”本の帯”好きですか? 私は本についてるあの大げさな事ばかり書かれてる帯を見るのが好きです。 しかしその謳い文句にはう~んと首をかしげざるを得ないものが多い。 「本当にこれ全力で考えた?」、「本当にこれで売れると思う?」とツッコミどころ…

今日の購入本『江戸を造った男』『元年春之祭』

え今日の購入本 1『江戸を造った男』伊東潤(朝日文庫) あらすじ 江戸の都市計画・日本大改造の総指揮者、その名は河村瑞賢! 伊勢の貧農に生まれた河村屋七兵衛(のちの瑞賢)は、苦労の末に材木屋を営むようになり、明暦の大火の折に材木を買い占めて莫…

私の好きな文学賞『山本周五郎賞』

突然ですが好きな文学賞はありますか? 私は普段生活していてまず聞かれることはないこの質問に即答できます。 「はいあります。“山本周五郎賞”です!」と。 それぐらい山本周五郎賞受賞作はレベルが高いです。 まず山本周五郎賞とは 主に大衆文学・時代小説…

読書初心者へおすすめの文庫本出版社

読書ビギナーにおすすめする文庫本出版社 前回の記事ではじめは好きな映画やドラマの原作やノベライズから入るといいと言いましたが、それもないという方に初心者向けのおすすめ文庫本出版社を紹介します。 そもそもなぜ文庫本なのか 本というのは一部を除い…

読書にハマるきっかけとなった 東野圭吾『手紙』

私が読書にハマるきっかけとなった 東野圭吾『手紙』を紹介します。 私は20代半ばまで本とは無縁の生活を送っていました。 今でこそ本屋でぶらぶらするのが至福の時ですが、昔は10分といられませんでした。 そんな私に本を好きになるきっかけをくれた 東野圭…

ちゅんさんの月一おすすめ本『八月の光』光文社古典新訳文庫

先月読んだ本の中からおすすめの本を紹介します。 先月(2018年9月)に読んだ本は7冊、その中でおすすめする本は ウィリアム・フォークナー『八月の光』(光文社古典新訳文庫)です。 なんと768ページもあります。よく一冊にまとめたな、と褒めてやりたい。 …

二週間使ってわかったKindle Paperwhiteの良い所・いまいちな所

Kindle Paperwhiteを二週間使ってみてわかった良い所といまいちな所をまとめました。 まず私が買ったのはKindle Paperwhite(キャンペーン情報なし、Wi-Fi 、ブラック)です。 〇良い所 思ってたより使いやすい 明るさ、字のサイズ、フォント、行間、余白な…

落合陽一「これからの世界をつくる仲間たちへ」から学んだこと

落合陽一「これからの世界をつくる仲間たちへ」(小学館)を読みました。 はっきり言ってこの落合陽一というメディアアーティストであり筑波大の教員であり研究者であり実業家であるこの男のことが嫌いでした。 なぜかと聞かれてもただなんとなくではっきり…

はじめまして、本が好きで本屋はもっと好きなちゅんです。

はじめまして、ちゅんと申します。現在無職で時間があり余ってるのでブログを開設してみました。 本が好きなので主に本にまつわること、たまには映画の感想などを自由に書いていきたいと思います。 Twitter@chunsan13 読書メーター“ちゅんさん” もやってます…