本の帯について思う事 好きな帯、残念な帯
あなたは”本の帯”好きですか?
私は本についてるあの大げさな事ばかり書かれてる帯を見るのが好きです。
しかしその謳い文句にはう~んと首をかしげざるを得ないものが多い。
「本当にこれ全力で考えた?」、「本当にこれで売れると思う?」とツッコミどころ満載です。
そんな私が思う好きな帯(良い帯)、残念な帯(悪い帯)についてまとめました。
あくまで私の個人的な意見なので悪しからず。
”こんなこと思うんだw”ぐらいのスタンスで読んでいただけたら嬉しいです。
良い帯、好きな帯
- 『~シリーズ第〇弾』
シリーズ物は1とか2と書いていない(書かれていても目立たない)のが少なくない。
これがあればシリーズの何番目にあたる作品なのかすぐにわかるのでありがたい。
- 単行本未収録の情報
単行本には収録されてなかった短編や作者のあとがきなどの情報が載っていれば単行本を読んでいても買いたくなる。
- クイズが載ってる
クイズが載ってて答えは本文を読めばわかるというやつ、気になって買いそうになる。
- 『~文学賞受賞作』
文学賞受賞の情報。これはどんな本にも使える訳ではないので帯としては最強の部類に入る。
残念な帯、悪い帯
- 『最後の一行で…』、『どんでん返し』
それ先に言っちゃダメでしょ。それを知ってしまったらそのつもりで読むので驚きは半減、いや激減。
- タレントの推薦文
最近多いのがこれ。なんなんでしょうね、タレントや芸人に推薦されるとひねくれものの私は買う気が失せます。
- 『アメ〇ーークで紹介されました!』
上に書いたようなタレントや芸人の推薦文が増えたのはこの影響が大きいと思う。
なぜか本業ではない芸人とかに紹介されると読む気が失せる。
- 『今年のベスト級』
級はいらない。そこは嘘でもいいからベストと言い切ってほしい。
その人の中で突き抜けた作品ではないと言ってるようなもの。
- 『古すぎる映像化の情報』
あんまり売れてないのかな?と思ってしまう。逆効果では?
- 『何回泣けます』
最近見た中でぶっちぎりに残念なのがこれ。もうため息しかでない。
作家はオッケー出したのか?わたしだったらNG出す。
どんな帯でもあった方がいい
けっこう好き勝手言いましたが、基本的に帯は目立ってなんぼと思ってるのでそういう意味では残念な帯も成功していると言っていいでしょう。
帯つきと帯なしだったらどちらを買いますか?
私はどんな帯でも帯つきを買います。
最近では全面カバー帯というのも珍しくありません。それほど出版社も帯に力を入れているということでしょう。
帯は目立てばいいと言いましたがほとんどの本に帯がつくようになった今、もはやその内容や工夫で勝負するしかないでしょう。
たかが帯とつけとけば売れるという時代ではもうありません。
出版社のみなさんもっと頑張って楽しませてください!
どうでしたか?帯だけでもこれだけ私は楽しんでます。
これからもいろいろな帯に注目していきたいと思います。