ちゅんさんの読書ブログ

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落合陽一「これからの世界をつくる仲間たちへ」から学んだこと

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落合陽一「これからの世界をつくる仲間たちへ」(小学館)を読みました。

はっきり言ってこの落合陽一というメディアアーティストであり筑波大の教員であり研究者であり実業家であるこの男のことが嫌いでした。

なぜかと聞かれてもただなんとなくではっきりとした理由はありませんでした。でも本屋に行くたびに落合陽一の著書が平積みされててやたら目に入る、というか気になって仕方がありませんでした。

ではなぜ嫌いである落合陽一の著書を読んだのか?

それには少し話は遡ります。

先日、仮想通貨のことが知りたくて堀江貴文の「これからを稼ごう」を読みました。それが思いのほか面白かった。

“これはもしかして今までもったいないことしてたのでは...”と思いました。なぜなら堀江貴文も落合陽一と同じくなんとなく嫌い”で今まで敬遠していたからです。

そのことがあったので落合陽一あんまり好きじゃないけど(ていうか嫌い)この本を手に取りました。

やはり面白かった。

 何がどう面白かったかはAmazonのレビューや読書メーターにお任せします。だいたいみんなと同じです。笑

私はそれよりも自分の気持ちに素直であることの大切さをこの本から学びました。

たぶん“なんとなく嫌いだけどなぜか気になる”、というのはその人が自分に無いものを持っていてそれで成功しみんなに注目されていることへの嫉妬妬みの気持ちがあるのではないかと思います。

だとしたらそういう人たちの本を読むことは自分に無いものを持っているので学びも多いのではないかと思うのです。しかも単純に読み物としても面白い。本好きとして読まない手はありません。

これからは“なんとなく嫌い、でも気になる”には、「お宝が眠ってる!」ぐらいの意識で逃さず積極的になんでも読んでいきたい思います。